coLinuxのインストール

coLinuxのインストール

必要なファイルのダウンロード

SourceForgeのProcejt FilelistなPageからファイルを落としてきます:

インストーラの起動

落としたexeファイルを実行するとインストールされます. ただ, WinPcap に ついては別のページから勝手に落とすように指示されるようです. 私はここか らWinPcap_3_1_beta_3.exeを落として2インストールしました. インストー ル先は(私は)f:/coLinuxにしてあります.

ディスクイメージの準備

ルートディスク

まずは落とされたDebianのext3ディスクイメージを展開します. 展開されたファ イルはroot_fsとでもしておきましょうか:
cd /cygdrive/f/coLinux
bzip2 -d Debian-3.0r0.ext3.1gb.bz2
mv Debian-3.0r0.ext3.1gb root_fs

スワップディスク

消費メモリの2倍程度のスワップ領域を作成します. とりあえず512Mもあれば 十分だろうと期待して:
dd if=/dev/zero of=swap_device bs=1M count=512

設定ファイルの修正

設定ファイル default.colinux.xml を修正します. →パッチ

メモリ割当て

とりあえず64Mのまま.

ルートファイルシステム

f:/coLinux/root_fsにします.

スワップファイル

f:/coLinux/swap_deviceにします.

TAPドライバ

tapという名前にしておきます.
<network index="0" name="tap" type="tap" />

始動

以上の設定が正しく通るかどうか, 試しに起動してみましょう4:
./colinux-daemon.exe -c default.colinux.xml

ネットワーク設定

TAPによるブリッジ接続の設定をしようと思ったのですが, うまく動いてくれ なかったのでした.

TAPにIPを割当てる

TAPのプロパティを開き, TCP/IPを選んで「プロパティ」を選択. 「次のIPア ドレスを使う」をチェックし, IPを"192.168.0.1"に, マスクを "255.255.255.0"にしておきます.

RRASの設定

Routing and Remote Access Serviceを起動しておきます. 「コントロールパ ネル」→「パフォーマンスとメンテナンス」→「管理ツール」→「サービス」 でRRASを選択. スタートアップの種類を「自動」にした後, 「開始」をクリッ ク. これでサービスがスタートします.

名前の修正

TAPに割りあてられたローカルエリア接続を「tap」に改名します.

確認

colinux-daemonを立ち上げてみて, うまく起動するかどうかをチェックしてお きましょう.

設定 on Windows

c:/WINDOWS/SYSTEM32/DRIVERS/ETC/HOSTSに以下を追加:
192.168.0.2	colinux

設定 on coLinux

まず/etc/network/interfaceを次のように設定します:
auto lo eth0
iface lo inet loopback
iface eth0 inet static
     address 192.168.0.2
     gateway 192.168.0.1
      netmask 255.255.255.0
書き換えたら
/etc/init.d/networking restart
にて設定を有効にしておきましょう.

設定が有効になっているかどうかはifconfigおよびrouteコマンドで分かりま す. あとは/etc/hostsと/etc/resolv.confあたりを直しておくとよろしいかと.

設定 on ルータ

これが分からないで苦労しました. ルータに静的ルーティングを指示しておか ないと外にパケットが出ていきません. インストールしたコンピュータのIPが

192.168.11.7だとして, 次のようにルータに設定しておきます4.

宛先アドレス    : 192.168.0.0
サブネットマスク: 255.255.255.0
ゲートウェイ    : 192.168.11.7

これできちんとパケットが外に出ていくことを確認しましょう.

apt-get

ソースリストの修正

/etc/apt/sources.listに以下のラインを追加しておきました5:
deb http://security.debian.org/ stable/updates main
deb http://ftp.jp.debian.org/debian/ stable-proposed-updates main non-free contrib
deb http://ftp.debian.or.jp/debian-jp/ stable-jp main non-free contrib
deb http://ftp.jp.debian.org/debian/ stable main non-free contrib
deb http://non-us.debian.org/debian-non-US stable/non-US main contrib non-free

パッケージの更新

パッケージを更新しておきます:
apt-get update; apt-get upgrade

日本語106キーボードのために

今までのところで一番の難関は実は「キーボード」だったりします. そこでさっ そく106キーに切り替えましょう:
apt-get install console-tools console-data
"Select keymap arch list"→"qwerty"→"Japanese"→"Standard" で完了.

日本語ロケール

/etc/locale.genに以下の行を追加:
jp_JP.eucJP EUC-JP

ユーザの作成

adduserで作れます.

sshなどのインストール

apt-get install ssh screen sudo としておきましょう. /etc/sudoersにROOT だけじゃなくて自分も入れておかないと困るでしょう.

他のパッケージもとってきたほうがいいので, 次のようにしておきましょう.

sudo apt-get install locales console-tools console-data host jless
途中で設定をしくじった場合には「dpkg-reconfigure パッケージ名」で再設 定しましょう.

微調整

設定が怪しいので修正.

fstab

/etc/fstabでs/ext2/ext3/しておく.

rcS

/etc/default/rcSでs/UTC=yes/UTC=no/しておく.

timezone

tzconfigを実行. "y"→"5"(Asia)→"Tokyo"にてJSTにしておく. 最後に
/etc/init.d/hwclockfirst.sh start
にて設定を反映させておく.

モジュールの展開

まずWindows側で
scp vmlinux-modules.tar.gz ユーザ名@colinux:/tmp
としてコピーしておきましょう. その後coLinux上でルートになっておいて6,
tar xfvz /tmp/vmlinux-modules.tar.gz
として全部展開しておきましょう.

サービスとして登録

さて. 最後にサービスとして登録しておきましょう:
./colinux-daemon.exe --install-service -c default.colinux.xml
そして自動起動にしておけば, いつでも裏でcoLinuxが動いております.

スワップ領域を有効化

/etc/fstabに
/dev/cobd1 none swap sw 0 0
を追記しておいて
mkswap /dev/cobd1
swapon -a

Windows上の共有フォルダのマウント

まずはSambaが必要です:
apt-get install smbfs
設定画面で訊かれるのは

  1. debconf(見ている画面)を使ってsmb.conf(設定ファイル)を設定するか→Yes
  2. Workgroup/Domain名→"マイコンピュータ"の"プロパティ"から「コンピュー タ名」を見てみるとワークグループ名が分かります. それを入力.
  3. パスワードの暗号化→Yes

これで自動的に設定されます.

各種パッケージのインストール

dselect update
tasksel
一覧から入れたいものを選んで"F"を押すとインストールが始まります.

ハードディスクを拡張する

ここまで利用してきたDebianのext3なファイルシステムは1GBしかないので, そろそろ手狭です. ということで, もうちょっと大きなファイルシステムを用 意しましょう.

領域の確保

coLinuxではWindows上で1つのファイルをファイルシステムとしてマウントす るのですから, まずは自分の望む容量をもつファイルを1つ作る必要がありま す. ここでは4Gのファイルシステムを作成します:
dd if=/dev/zero of=root_fs_4G bs=1M count=4096

シングルユーザモードでの起動

default.colinux.xmlに以下のような修正を施します:
追加
<block_device index="2" path="\<nop>DosDevices\f:\coLinux\root_fs_4G" enabled="true" />
修正
<bootparams>root=/dev/cobd0 single </bootparams>

これでシングルユーザモードで起動します.

ドライブの初期化

参考にしたページでは個人的趣味によりext3ではなくReiserFSを採用している ので, とりあえず真似てみました. まずはユーティリティのインストール:
apt-get install raiserfsprogs
そしていよいよファイルシステムの作成:
mkfs.reiserfs /dev/cobd2
で, マウントしてみて...
mount /dev/cobd2 /mnt
ちゃんとマウントされたかどうかをチェックしましょう:
mount

ファイルのコピー

新しいファイルシステムに既存のファイルをすべてコピーします. ただし /procと/mntは除外しておきましょう:
cd /
cp -a bin boot cdrom dev etc floppy home initrd lib lost+found opt root sbin tmp usr var
で, /procと/mntを作成しておきましょう:
mkdir /mnt/proc
mkdir /mnt/mnt

fstabの編集など

コピーしたファイルシステムにあるfstabを書き換えます:
/dev/cobd0 / reiserfs defaults 0 1
/dev/cobd1 none swap sw 0 0
proc /proc proc defaults 0 0
また/etc/mtabを移動しておきましょう:
cd /mnt/etc
mv mtab mtab.disable
ここまでで一旦coLinuxを終了します:
shutdown -h now

設定ファイルの再修正

default.colinux.xmlの0番デバイスに, 今作ったファイルシステムを設定しま しょう.

カーネルの再コンパイル

必要があればカーネルの再構築もしましょう. ここらへんが参考になると思わ れます. 私はまだまだ...

sshのX forwarding

まずcygwinのX window systemを起動します:
xwin -multiwindow
そして/etc/ssh/sshd_configを修正します:
X11Forwarding yes
sshdを再起動しましょう:
/etc/init.d/ssh reload
TTSSHのポートフォワード機能を使うと, ちゃんとXが飛んできます.

Todo

Sambaをちゃんと設定しないとWindows領域がきちんと見られません.

References



[1] distributionはインストーラがダウンロードしてくれるようになったよ うです. DebianとGentooが選べます. Fedoraもありますが.

[2] インストーラに指示されたページのうちの1つ.

[3] バージョン0.6.1から-cにて設定ファイルを明示しなくてはならなくなっ たらしい.

[4] ちなみに設定するルータはBUFFALO製WBR-G54です.

[5] ftp.jp.debian.orgがおかしいので削除しました.

[6] sudo su - あたりが無難かも.