2005年2月25日(金)

作業目的 : 無線LAN with AES 接続を試みる

目次

Vine Linuxとの奮闘III: 煉獄篇
ネットワーク設定の訂正
LILO変更の訂正
ワイヤレスの設定
ndiswrapper-0.9
openssl-0.9.7e
wpa_supplicant-0.3.8
設定

Vine Linuxとの奮闘III: 煉獄篇

せっかく一度無線LANが通るようになったのに, apt-get upgrade したときに カーネルのバージョンその他もろもろがごっそり変更になったときに, どうや ら何かが狂ったらしく, 無線が認識されなくなりました. やっぱり3系列は駄 目だ.

ということで, 再度2.6r4をインストール. アップデートで胡麻化そうとした のですが, 結局クリーンインストールと相成りました.

ネットワーク設定の訂正

/etc/dhcpc/config の修正は不要のようです. さらに, ネットワークに繋げる ときには /etc/init.d/network restart を唱えましょう.

LILO変更の訂正

/sbin/lilo を唱えないと設定が反映されませんのでご注意.

ワイヤレスの設定

ndiswrapper-0.9

  1. 普通に make install したらよいと思います.
  2. wdrv_622.exelha x にて解凍しておきます.
  3. /usr/sbin/ndiswrapper -i ~/wdrv_622/bcg54/netcbg54.inf にてドライバ 導入
  4. /usr/sbin/ndiswrapper -l で Installed と出ていることを確認
  5. /sbin/modprobe ndiswrapper しておきます
  6. これで電源ランプがつけばドライバの導入は完了

openssl-0.9.7e

AESをサポートするために必要

wpa_supplicant-0.3.8

  1. まず cp defconfig .config しておきます
  2. CONFIG_DRIVER_NDISWRAPPER=y のコメントアウトを外す
  3. CONFIG_DRIVER_BROADCOM=y のコメントアウトを外し, その下の CFLAGS += を正しく追加
  4. 先頭にある CFLAGSLIBS にopensslのディレクトリ /usr/local/ssl を指定
  5. make すると完成

設定

  1. /etc/wpa_supplicant.conf を以下のように設定:
    ctrl_interface=/var/run/wpa_supplicant
    network={
      ssid="myssid"
      psk="mysecret"
    }
    
  2. インターフェースを起動してサプリカントを実行:
    ifconfig wlan0 up
    wpa_supplicant -Dndiswrapper -iwlan0 -c/etc/wpa_supplicant.conf -dd
    
  3. 起動することを確認したらバックグラウンドで実行:
    wpa_supplicant -Dndiswrapper -iwlan0 -c/etc/wpa_supplicant.conf -Bw
    
  4. wlan0 インターフェースを /etc/sysconfig/network/ifcfg-wlan0 に設定
  5. /etc/init.d/network restart でDHCPが通るようになります1.


[1] 無線ルータ側をあまり大きなチャネルで設定すると駄目みたいです. 11chを5chにしたら通るようになりました.