NWG/RFC# 748 MRC 1-APR-78 44125 Telnet Randomly-Lose Option Network Working Group M. Crispin Request for Comments 748 SU-AI NIC 44125 1 April 1978 TELNET の RANDOMLY-LOSE オプション TELNET RANDOMLY-LOSE Option 1. コマンドの名称とコード RANDOMLY-LOSE 256 2. Command の意味 IAC WILL RANDOMLY-LOSE このコマンドの送信者はランダムに切れる許可またはそうなることの確 認を要求する。 IAC WON'T RANDOMLY-LOSE このコマンドの送信者はランダムにこれることを拒絶する IAC DO RANDOMLY-LOSE このコマンドの送信者は受信側がランダムに切れることまたは受信側が そうなる許可を与えるように要求する。 IAC DON'T RANDOMLY-LOSE このコマンドの送信者は受信側がランダムに切れないことを要求する。 3. デフォルト WON'T RANDOMLY-LOSE DON'T RANDOMLY-LOSE 要するに、ランダムに切れるということは起きない。 4. このオプションの動機 いくつかのホストはランダムな切断を提供しているようだ。例えば、シス テムクラッシュ、データの喪失、不正な動作をするプログラムなどがこの サービスの一部である。これらのサービスはたいてい文書化されておらず、 一般にひどく初心者を混乱させている。 - 1 - NWG/RFC# 748 MRC 1-APR-78 44125 Telnet Randomly-Lose Option 5. このオプションに関する解説 ノーマルモードはランダムな切断を許可しない。すなわち、システムはク ラッシュしたりユーザのファイルを失ったり等をしてはならない。サーバー がランダムな切断を提供したい場合は、まず、"IAC WILL RANDOMLY-LOSE" を送ってユーザの許可を得なければならない。 ユーザが、サーバーに対してランダムな切断を許したい場合は、"IAC DO RANDOMLY-LOSE" の返答をする。他方、"IAC DONT RANDOMLY-LOSE" を送れ ば、サーバーはランダムな切断が禁じられる。 代わりに、ユーザはサーバに対して "IAC DO RANDOMLY-LOSE" を送ること で、ランダムな切断をするように要求することができ、サーバーは "IAC WILL RANDOMLY-LOSE" で返答こともあるだろう。これは、引き続いて、ラ ンダムな切断(ディスクのファイルを不要にすることが初期の実装に対して 推奨される)を行う。もしくは、"IAC WONT RANDOMLY-LOSE" を送る。これ は、信頼性があることを主張する。 これは TELNET のオプションとして実装されるので、このオプションを実 装しないサーバーはランダムには切断しないことが期待される。そのよう なサーバーは、100% の信頼性を提供するだろう。 - 2 -